アメリカ入国時PCR検査について
アメリカ入国時PCR検査について
2020年8月27日に入国した自身の体験をお伝えします。
VISAについて ~そもそも入国できないのでは?~
現在、大阪米国領事館、福岡米国領事館および札幌米国領事館は、
限られた学生・交流訪問者ビザ(F・M・J)、貿易駐在員・投資駐在員(E1・E2)ビザを
含む一部の非移民ビザサービスは再開されており、
東京米国大使館と沖縄米国領事館は、IR1、IR2、CR1、CR2を含む一部の移民ビザサービスを再開しましたが、
ビザを取得していない日本国籍の方の場合、ESTA(エスタ)申請で入国できます。
渡航日当日
無事に出国できるのか不安の中、羽田空港国際線ターミナルはもぬけの殻。
出国手続き自体はいつも通りで、便数が少ないだけあってよりスムーズでした。
ちらほらと乗客はいるが、ほとんどが外国国籍の方々。
空港内のお店もほとんどが閉っており、地上職員の方々も最小限の人数で勤務されている、といった印象でした。その日、ドイツ便以外はロサンゼルス・シカゴ・アトランタのアメリカ便のみ運行。
羽田→シカゴ 15:45発
地上職員も客室乗務員も笑顔で和気藹藹とした様子でマスク姿以外は
『コロナって何?』といった感じでした。
乗客は私を含めて計14名。
ユナイテッドUA882便、機材はボーイング787-9、
ビジネスクラス48席中1名、エコノミープラス88席中4名、エコノミークラス116席中9名だった為、3蜜の密集・密接は避けられた安心・快適な約11時間の空の旅でした。
シカゴ到着 同日12:51着(日本時間翌日2:51着)
降機 13:00
その後検温・PCR検査や入国後の自主隔離の説明等があるのかと思いきや、
一切なく拍子抜けしてすぐに
入国審査 13:15(待ち時間一切なし)
受託手荷物受け取り 13:30
と怖いくらいスムーズに入国できました。
税関を通る際、本人確認の為顔を見せなくては!と思い、税関職員の方の前でマスクを下にずらそうとすると、『Put the mask on!』と言われてしまいました。
その後私は国内線の乗り換えがありましたが、シカゴの空港・最終目的地、フィラデルフィアの空港でも空港内では、マスク着用の規則以外は通常と何も変わりなく、
『14日間の自宅待機をしてください』というアナウンスが流れているくらいでした。
私的にはとても有難かったのですが、日本の水際対策とここまで違うのかという驚きと、この入国管理体制ならば、コロナ感染者も容易に通り抜けてしまうのではないかという不安もありました。
以上、2020年8月27日時点でのアメリカ入国時の実態でした。
今後アメリカに入国される方のご参考になれば幸いです。